トリガーポイント針治療
腰椎椎間板ヘルニアは、椎間板が突出して神経を圧迫し、腰痛や下肢のしびれ・痛みを引き起こす疾患です。
トリガーポイント鍼治療は、筋肉内に存在する「トリガーポイント」をターゲットにした治療法で、腰椎椎間板ヘルニアによる痛みや機能障害を改善する効果が期待されています。
以下では、この治療法の機序について詳しく解説します。
1. トリガーポイントとは
トリガーポイントとは、筋肉や筋膜の中に形成される、過敏な「硬結」または「こり」のような状態を指します。
この部位は圧迫すると強い痛みを感じ、痛みが離れた部位に広がる(関連痛)特徴があります。腰椎椎間板ヘルニアでは、以下のような理由でトリガーポイントが形成されます。
・筋肉の過緊張(椎間板の問題に伴う二次的な筋肉負担)
・姿勢の崩れや運動不足による血流障害
・神経圧迫による筋肉の反射的な収縮
トリガーポイントは痛みそのものの原因となるだけでなく、周囲の筋肉や神経に影響を与え、ヘルニアの症状を悪化させる要因となります。