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公開日:2022.01.06
更新日:
2026.10.27
記載内容は院長 島井浩次が執筆・監修しています。


腱鞘炎(けんしょうえん)
 

腱鞘炎でお困りの方へ

親指・手首・指の痛みでお悩みの方へ

手を使うたびに痛む。そのつらさ、我慢し続けていませんか?

 

親指を動かすと手首が痛む。

ペットボトルのふたを開けるのがつらい。

包丁を握ったり、洗濯物を干したりするだけでも痛みが走る。

病院で腱鞘炎と診断され、湿布やサポーターを使っているけれど、なかなか良くならない。

手は毎日の生活で使わずにはいられない場所です。

「なるべく使わないように」と言われても、仕事や家事、育児があれば、そう簡単には休ませられません。

そんな腱鞘炎の痛みに、当院では痛む場所だけでなく、手や腕の筋肉の状態、身体の動かし方、神経の働きにも目を向けて施術を行っています。

 

こんなお悩みはありませんか?

  • 親指を動かすと手首の付け根が痛む

  • 物を握ったり、持ち上げたりすると痛い

  • 朝起きたときに指がこわばる

  • 指を曲げ伸ばしすると引っかかる

  • 湿布やサポーターを使っても、痛みを繰り返している

  • 注射を受けたけれど、また痛みが出てきた

  • 痛みが長引き、手を動かすこと自体が怖くなってきた


こうした症状には、腱や腱鞘の炎症だけでなく、周囲の筋肉への負担や、痛みに対する神経の反応が関係している場合もあります。

 

<効果の良いもの>

・圧痛や腫脹(腫れ)が少ないもの

・機能障害が少ないもの(力を入れたり曲げ伸ばしすること)

・安静を保つことができる場合

・ばね指に関しては通過障害(指の引っ掛り)が軽度なもの

など

 

<効果のよくない/時間のかかるもの>

・発症から経過が長いもの(3ヵ月以上)

・指を動かした際にギシギシ・ゴリゴリなどの軋轢音がするもの

・作業の継続で指を安静にできない場合

・ばね指の場合、指の曲げ伸ばしで他の指で介助が必要な場合(手術適応)

・リウマチや淋疾などによる漿液性腱鞘炎

・細菌感染による化膿性腱鞘炎

など

施術回数の目安

大まかな施術回数の目安をご案内します。
施術回数と頻度に関しては症状の程度や生活習慣、お身体の状態で個人差があります。
ここでは当院の実績から最低の施術回数をご案内します。

施術頻度:1週間に1~2回

施術回数:8回~


 

腱鞘炎について解説します

腱鞘(けんしょう)ってなに?



腱鞘炎とは?

私たちの手や指は、筋肉が収縮し、その力が「腱」を通じて骨に伝わることで動いています。

その腱が通るトンネルのような組織を「腱鞘(けんしょう)」といいます。

手や指に繰り返し負担がかかると、腱や腱鞘に炎症や肥厚が生じ、腱の動きが滑らかでなくなることがあります。

これが腱鞘炎です。

代表的なものに、親指側の手首が痛む「ドケルバン病」と、指の付け根が痛み、曲げ伸ばしの際に引っかかる「ばね指」があります。

腱鞘炎は、手をよく使う仕事やスポーツをしている方だけでなく、妊娠・出産期や更年期の女性にも多くみられます。

なぜ、なかなか良くならないのでしょうか?

腱鞘炎では、炎症が起きている部分への負担を減らすことが大切です。

しかし、痛みが長引く方では、それだけでは十分でないこともあります。
 

 

① 手首だけでなく、前腕の筋肉にも負担がかかっている

指を動かす筋肉の多くは、実は手ではなく前腕にあります。

そのため、指や手首の痛みでも、前腕の筋肉に強い緊張や圧痛がみられることがあります。

同じ動作を繰り返すことで、筋肉に負担が蓄積し、痛みを伴う場所が広がっている場合もあります。

 

 

② 身体の使い方によって、同じ場所に負担が集中している

例えば、物を持ち上げる動作一つでも、手首だけで支える場合と、肘や肩をうまく使える場合とでは、手にかかる負担が変わります。

手首や指だけに負担が集中する動作を繰り返していると、痛みが落ち着いても、再び症状が現れることがあります。

当院では、痛む部分だけでなく、腕全体の動きも確認します。

 

 

③ 痛みに対する神経の反応が変化している

痛みが長期間続くと、神経系の痛みに対する反応が変化することがあります。

本来それほど強い痛みを生じない刺激でも痛く感じたり、炎症の程度だけでは説明しきれない痛みが続いたりする場合があります。

これは痛みが気のせいという意味ではありません。

痛みには、身体の組織の状態と、それを受け取って処理する神経系の両方が関係しています。

当院では、こうした可能性も考慮しながら、身体の状態を評価しています。

はる鍼灸整骨院の腱鞘炎に対する施術

 

当院が大切にしているのは、「どこが痛むか」だけでなく、「なぜ、その場所に負担がかかり続けているのか」を考えることです。

 

1.まずは、お話を聞き、身体の状態を確認します

いつ頃から痛みがあるのか。

どんな動作で痛むのか。

仕事や家事では、どのように手を使っているのか。

これまでにどのような治療を受けてきたのか。

お話を伺ったうえで、手首や指の動き、圧痛、前腕の筋肉の状態などを確認します。

必要に応じて感覚や神経の働き、肩や肘の動きなども評価し、痛みの背景を整理していきます。

 

 

2.手首・前腕の筋肉に対する鍼施術

腱鞘炎では、痛みのある部分だけでなく、指や手首を動かす前腕の筋肉にも負担がかかっていることがあります。

当院では、筋肉の緊張や圧痛を確認し、必要に応じて鍼でアプローチします。

痛みが強い場所に無理に鍼をするのではなく、その日の状態に合わせて刺激量や施術部位を調整します。

 

3.神経の働きにも目を向けた施術

長く続く痛みには、脳や脊髄を含む神経系の働きが関係している場合があります。

当院では、手や腕の状態に加え、必要に応じて感覚や運動の調節に関わる神経学的な評価も行っています。

そして、四肢や身体の各部への鍼刺激などを組み合わせながら、痛みや動かしにくさの変化を確認します。

ただし、神経系へのアプローチによって腱鞘の肥厚や狭窄そのものが解消するとは限りません。組織の状態も踏まえて施術を検討します。

 

4.再び負担をかけないための身体の使い方

施術によって一時的に痛みが軽くなっても、これまでと同じ負担がかかり続ければ、症状が繰り返されることがあります。

そのため、日常生活での手の使い方や、必要に応じた休息、負担の少ない動作についてもお伝えしています。

無理に動かすのではなく、今の身体に合わせてできることを一緒に考えます。

 

 

病院で治療を受けている方もご相談ください

腱鞘炎の治療では、安静や装具による固定、薬物療法、ステロイド注射などが行われます。

症状が強い場合や、腱の引っかかりが改善しない場合には、手術が必要になることもあります。

当院では、こうした医療機関での治療を否定することなく、身体全体の負担や痛みの状態を考慮した施術を行っています。

腫れや熱感が強い場合、指が動かせない場合、症状が進行している場合などは、まず整形外科や手外科での診察をおすすめします。

 

最後に

「手を使わないように」と言われても、使わずには生活できない。

腱鞘炎のつらさは、そんな日常の中にあるのではないでしょうか。

痛む場所をかばいながら家事をする。

仕事中も、次に痛みが出るのではないかと気になる。

以前は何も考えずにできていた動作が、少しずつ負担になっていく。

当院では、そんなお悩みに対して、まずはお話を聞き、身体を調べ、今できることを一緒に考えていきます。

すべての腱鞘炎が鍼灸で改善するわけではありません。

それでも、筋肉の状態や身体の使い方、痛みに関わる神経の働きなど、確認できることはあります。

長引く手首や指の痛みでお困りでしたら、一度ご相談ください。

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