〒573-1146 大阪府枚方市牧野阪1-17-10 プラリア牧野阪1F
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公開日:2022.01.06
更新日:2024.12.06
記載内容は院長 島井浩次が執筆・監修しています。
ふらふらする、グルグル回る、立ち上がるとクラッとする——
このような「めまい」は、多くの人が経験する不調のひとつです。
病院で検査をしても原因がはっきりしないことも多く、「年のせいかな」「疲れているだけかも」と我慢してしまう方も少なくありません。
でも実は、「鍼灸治療」と「機能神経学」という2つのアプローチが、このようなめまいにとても効果的だと言われています。
なぜなら、どちらも体の「バランスをとる仕組み」に直接アプローチできるからです。
これらの原因は単独ではなく、複数が絡み合っていることもよくあります。
そこで、体と神経の両面から整える「鍼灸」と「機能神経学」が役に立ちます。
鍼灸は、ツボに鍼やお灸で刺激を与えて、血流や自律神経のバランスを整える治療法です。
めまいの多くは、自律神経の乱れや内耳の循環不良が関係しています。
鍼灸はこれらの原因に対して、体の内側から自然に働きかけます。
たとえば、耳のまわりのツボや首・肩の緊張を緩めることで、内耳の血流が改善し、平衡感覚が整いやすくなります。
さらに、自律神経に関わるツボを刺激することで、めまいと一緒に起こる動悸や不安感などの症状にも対応できます。
機能神経学は、「脳と神経の働きのバランス」に注目した治療法です。
私たちがまっすぐ立ったり、目を動かしたりできるのは、耳・目・体の感覚から得た情報を、脳が正しく処理しているからです。
めまいがあるときは、これらの情報の処理にエラーが起きていることがあります。
機能神経学では、眼球運動やバランス訓練、感覚刺激などを通じて、脳の情報処理を再調整します。
たとえば、目を左右に動かしたり、特定の姿勢で反応を見ることで、どの神経回路にズレがあるかを見つけて整えていきます。
鍼灸で体を整え、機能神経学で脳の誤作動を修正することで、めまいの根本改善が期待できます。
薬に頼りきらず、自分の治る力を引き出す自然な方法として、両者の組み合わせは非常に効果的です。
「原因がわからない」「長年めまいに悩んでいる」という方にも、安心感と希望を与えるアプローチです。
出典:日本自律神経学会、Carrick Institute「Functional Neurology」資料
めまいは自律神経のバランスを改善する必要があり、脳・神経系の機能を整える必要があります。ほとんどの場合、数週間から数か月の通院が必要です。
「うちは1回で改善させます!」といった整体院や鍼灸院もありますが、当院のこれまでの実績では、そういった例は極稀です。
まずは適切な優しい刺激を脳に送ることで神経が正常に働くようにアプローチしていきます。それがもっとも体に優しく、そして効率のいい施術になります。
強い刺激を与えれば、その場では変化も大きく出ます。しかしめまいを患っている方は、多くの方が神経が過敏になっています。その状態で強い刺激の施術をしてしまうと、リバウンドが起きてしまい症状が悪化してしまいます。
通院期間や間隔は、年齢や性別、初回来院時の状態などによって大きく変わりますので、画一的なことは申し上げられませんが、めまいの方の約8割は以下のような通院をしていただいております。
週に1~2回ほどの通院が目安です。この期間でまずは機能低下あるいは過敏になった脳・神経系のバランスを整えていきます。鍼灸・BASE療法・機能神経学的アプローチを用いて、自律神経を整え根本的に体を変えていくための基礎を作ります。
週1回程度の通院に間隔を空けていき、めまいや不調が残っている箇所の改善を目指していきます。
また、この時期は体調が一定ではなく、一進一退を繰り返すことがよくあります。そういった体の状態をしっかりと見極め、あなたにとって最善の施術を行います。
2週に1回程度の通院に間隔を空けていきます。身体の不調も楽になり、状態が安定してきたとしても、ちょっとしたきっかけで再び不調になってしまうことがあるのが自律神経系の症状の大きな特徴です。
ここで脳・神経系を安定化させていくために、体質そのものを変えていくことを目指した治療を行っていきます。
めまいにも種類があります。全てのめまいが改善するわけではありません。経験上、大まかな判別ですが参考までにご紹介します。
<改善が期待できるもの>
肩こり・首こりが伴っているもの。
眼精疲労が伴っているもの。
更年期障害が伴っているもの。
メニエル病からのめまい(発作中は除く)。
<改善が難しい/時間がかかるもの>
めまい感の持続時間が長いもの。
複視・嚥下障害・手足のしびれ等の神経症状を伴っているもの。
当院で使用している針は、髪の毛よりも細い0.2mm以下のものを使用しておりますので痛みはほとんどありません。また1本ずつ滅菌パックされた使い捨ての針を使用しておりますので衛生面もご安心ください。
当院の施術は病院と併用して頂いて問題ありません。
めまいの改善には時間がかかります。薬をやめたい等は担当医師とよく相談して下さい。また他の整体院や鍼灸院等との併用はおすすめいたしません。刺激過多になってしまう場合がありますので症状悪化の原因になる場合がありますのでご注意下さい。
めまいには「真性めまい」と「仮性めまい」があります。
・真性めまい
吐気や嘔吐を伴う回転性めまい、身体が回る感じや、床や天井が傾く、周囲の物がグルグル回転する感じがするなど、運動性の感覚を伴うもので単に「めまい」と呼ばれるものです。
真性めまい は2つに分けられます。
①末梢性めまい
メニエル病・突発性難聴・前庭神経炎など、三半規管や末梢神経の問題で起こるものを言います。
②中枢性めまい
脳血管障害・聴神経鞘腫・脳腫瘍など脳の問題から起こるものを言います。
・真性めまいの末梢性と中枢性の違い
末梢性 | 中枢性 |
①重度で定型的 ②耳鳴・難聴を伴う ③体位・頭位で軽快する ④2~10日で軽快する ⑤意識障害を伴わない ⑥眼振 | ①軽度で非定型的 ②耳鳴・難聴を伴わない ③体位頭位で軽快しない ④安易に警戒しない ⑤意識障害を伴う ⑥眼振 |
・仮性めまい
非回転性めまいで失神や目の前が暗くなる等の症状を伴う場合があります。雲の上を歩いているような、ふわふわする感じや、足の裏にこんにゃくが挟まっているような感じと表現する方もおられます。「めまい感」と呼ばれるものです。
仮性めまいには…
動揺性感覚:片頭痛・高血圧性脳症・視力障害などが原因の場合があります。
脳貧血性:起立性低血圧・心機能障害などが原因の場合があります。
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