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機能性ディスペプシアと鍼灸治療

機能性ディスペプシア(Functional Dyspepsia、FD)は、胃の痛みや不快感、食後の膨満感、早期満腹感などの症状が続く病気ですが、検査をしても明確な異常が見つからないのが特徴です。

 

原因はストレスや自律神経の乱れ、胃の運動機能の低下などが関係していると考えられています。そこで注目されているのが「鍼灸」と「機能神経学」です。

 

これらがなぜ有効なのか、わかりやすく解説します。

 

まず「鍼灸」について。鍼灸は、体の特定のツボに鍼やお灸を用いて刺激を与えることで、身体のバランスを整える伝統的な東洋医学の方法です。

 

鍼灸によって自律神経の働きを整えることができます。自律神経は、胃の動きや胃酸の分泌などをコントロールしており、これが乱れるとFDのような症状が出やすくなります。

 

鍼灸治療では、交感神経と副交感神経のバランスをとることで、胃腸の働きを正常化し、胃の不快な症状をやわらげることができます。

 

次に「機能神経学」とは、脳や神経の働きを科学的に評価し、非薬物的な方法で神経機能を改善する療法です。ストレスや生活習慣の影響で脳と内臓のつながり(脳腸相関)がうまくいかなくなると、胃の感受性が高まり、わずかな刺激でも胃の不快感を感じやすくなります。

 

機能神経学では、視覚・前庭(バランス)・感覚刺激などを用いて脳の神経回路を活性化し、自律神経や内臓機能の調整を促すことで、FDの症状を軽減させることができます。

 

つまり、鍼灸と機能神経学はいずれも「体の内側から調整する」方法であり、薬に頼らずに自然な回復力を高める点で共通しています。

 

FDは心理的な要素も大きいため、身体だけでなく心のバランスも整えるこれらのアプローチが効果的とされているのです。

 

参考文献:Tack J, Talley NJ. Functional dyspepsia — symptoms, definitions and validity of the Rome III criteria. Nat Rev Gastroenterol Hepatol. 2013.

長尾和宏『自律神経を整える習慣』(青春出版社)

 

 

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