
めまい
めまいは、単に耳の問題だけではなく、「視覚・前庭感覚・深部感覚」という三つの感覚の連携が崩れることでも生じます。
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めまい
めまいは、単に耳の問題だけではなく、「視覚・前庭感覚・深部感覚」という三つの感覚の連携が崩れることでも生じます。
実は首こりと自律神経は密接な関係がある
現代人の多くが「首のこり」や「肩の張り」を感じている中で、それが単なる筋肉疲労ではなく、めまいや動悸、息苦しさといった「自律神経症状」と密接に関係していることをご存知でしょうか。
実は、頸部(首)の筋肉は、体の平衡感覚や自律神経の働きとも深く関わっています。
本稿では、頸部筋の緊張がどのように自律神経系に影響を与えるのか、さらにその背後にある前庭機能(平衡感覚を司る機能)や前庭反射との関連を踏まえて、鍼灸や機能神経学的アプローチの有効性を解説します。
神経系と酸素:命のネットワーク
呼吸は生きるための基本であり、神経系にとっても最も重要なパートナーです。
何気ない呼吸にも、私たちの脳と身体を守る壮大なメカニズムが潜んでいます。
神経系は、体のあらゆる働きを統合し、調整する「司令塔」のような存在です。
運動、感覚、記憶、感情、自律機能など、私たちが無意識に行っていることの多くが神経系によって制御されています。
これらの機能を維持するために、神経細胞(ニューロン)は常に大量のエネルギーを必要とします。
そしてこのエネルギーの産生には、酸素が不可欠です。酸素は、ミトコンドリアでのATP(エネルギー通貨)の合成に使われます。
神経細胞は代謝が非常に活発なため、酸素の供給が数分でも絶たれると、不可逆的な損傷が生じます。
陰部神経痛(Pudendal Neuralgia)とは?
陰部神経痛(Pudendal Neuralgia)とは、骨盤の深部にある「陰部神経」が刺激・圧迫・炎症などにより障害されて起こる痛みの総称です。
この神経は仙骨(背骨の下のほう)から出て、肛門・会陰部・性器の周辺に感覚や一部の運動を供給しています。
そのため、陰部神経が異常をきたすと、日常生活に支障をきたすほどの痛みや違和感が生じます。
「舌痛症」と筋肉のトリガーポイント
見逃されがちな原因と鍼治療の可能性
原因が分からない歯の痛み
歯の痛みと聞くと、多くの人は虫歯や歯周病などの歯科的な問題を思い浮かべるでしょう。
しかし、歯に異常が見られないにもかかわらず痛みを感じるケースがあります。
こうした「非歯原性歯痛」の一因として注目されているのが、咬筋(こうきん)にできるトリガーポイントです。
私たちは普段、意識することなく呼吸をしています。
しかし、この何気ない呼吸には、自律神経を整える大きな力があります。
呼吸と自律神経は密接に関係しており、呼吸を意識的にコントロールすることで、自律神経のバランスを整えることができるのです。
現代人の生活に欠かせないスマートフォンですが、その長時間使用が心身に与える影響は大きく、とくに自律神経系への負荷が問題視されています。
自律神経は交感神経と副交感神経から成り、私たちの心拍、呼吸、体温、消化などを無意識に調整している重要な神経系です。
スマートフォンの使い方や環境によって、そのバランスが大きく乱れる可能性があります。
機能性ディスペプシア(Functional Dyspepsia、FD)は、胃の痛みや不快感、食後の膨満感、早期満腹感などの症状が続く病気ですが、検査をしても明確な異常が見つからないのが特徴です。
原因はストレスや自律神経の乱れ、胃の運動機能の低下などが関係していると考えられています。そこで注目されているのが「鍼灸」と「機能神経学」です。
これらがなぜ有効なのか、わかりやすく解説します。
「小児はり」とは?
小児鍼(しょうにはり)は、日本の伝統的な鍼灸療法の一種で、特に赤ちゃんや幼児、小学生などの子どもを対象にした施術法です。
大人に対する鍼灸治療とは異なり、実際に皮膚に鍼を刺すのではなく、皮膚の表面を優しく刺激する方法が主に用いられます。
子ども特有の身体の仕組みや体質に合わせたアプローチが特徴で、心身のバランスを整えることを目的としています。
トリガーポイント針治療
腰椎椎間板ヘルニアは、椎間板が突出して神経を圧迫し、腰痛や下肢のしびれ・痛みを引き起こす疾患です。
トリガーポイント鍼治療は、筋肉内に存在する「トリガーポイント」をターゲットにした治療法で、腰椎椎間板ヘルニアによる痛みや機能障害を改善する効果が期待されています。
以下では、この治療法の機序について詳しく解説します。
1. トリガーポイントとは
トリガーポイントとは、筋肉や筋膜の中に形成される、過敏な「硬結」または「こり」のような状態を指します。
この部位は圧迫すると強い痛みを感じ、痛みが離れた部位に広がる(関連痛)特徴があります。腰椎椎間板ヘルニアでは、以下のような理由でトリガーポイントが形成されます。
・筋肉の過緊張(椎間板の問題に伴う二次的な筋肉負担)
・姿勢の崩れや運動不足による血流障害
・神経圧迫による筋肉の反射的な収縮
トリガーポイントは痛みそのものの原因となるだけでなく、周囲の筋肉や神経に影響を与え、ヘルニアの症状を悪化させる要因となります。
耳鳴りについて
耳鳴り(tinnitus)は、外部に音源がないにもかかわらず、本人が音を感じる現象です。
その原因は多岐にわたりますが、機能神経学的な観点からは、聴覚システムや脳の働きに起因するケースが多いと考えられています。
神経可塑性(しんけいかそせい)とは?
神経可塑性(しんけいかそせい)とは?
神経可塑性とは、脳や神経系が刺激や経験に応じて柔軟に変化し、新しい機能を獲得する能力のことです。
かつて「脳は成長が止まると固定される」と考えられていましたが、近年の研究で、年齢に関係なく脳や神経が環境や学習、治療に応じて変化することが分かっています。
この性質を利用すれば、病気やケガからの回復や、心身の向上を促進することが可能です。
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