公開日:2022.01.06
更新日:
2024.12.06
記載内容は院長 島井浩次が執筆・監修しています。


腱鞘炎(けんしょうえん)
 

腱鞘炎でお困りの方へ

腱鞘炎は鍼灸(しんきゅう)治療で改善が目指せる症状です。

ただ、どんな腱鞘炎でも鍼灸治療で良くなるという訳ではありません。

効果の良いものと、時間がかかるものがありますので簡単にご紹介いたします。

 

<効果の良いもの>

・圧痛や腫脹(腫れ)が少ないもの

・機能障害が少ないもの(力を入れたり曲げ伸ばしすること)

・安静を保つことができる場合

・ばね指に関しては通過障害(指の引っ掛り)が軽度なもの

など

 

<効果のよくない/時間のかかるもの>

・発症から経過が長いもの(3ヵ月以上)

・指を動かした際にギシギシ・ゴリゴリなどの軋轢音がするもの

・作業の継続で指を安静にできない場合

・ばね指の場合、指の曲げ伸ばしで他の指で介助が必要な場合(手術適応)

・リウマチや淋疾などによる漿液性腱鞘炎

・細菌感染による化膿性腱鞘炎

など

施術回数の目安

大まかな施術回数の目安をご案内します。
施術回数と頻度に関しては症状の程度や生活習慣、お身体の状態で個人差があります。
ここでは当院の実績から最低の施術回数をご案内します。

施術頻度:1週間に1~2回

施術回数:8回~


 

腱鞘炎について解説します

腱鞘(けんしょう)ってなに?

骨と筋肉をつないでいる腱を包んで、腱が滑らかに動くように支える組織です。 腱鞘炎とは、指の使いすぎなどにより、この腱鞘と腱がこすれ合って炎症を起こす症状です。

腱鞘炎とは腱鞘部に起こる種々の炎症症状をいいます。

原因

指の過度な使用や、外傷、感染症などによって発症します。

起こりやすい部位

急性は長母指外転筋に起こりやすく、

狭窄性は長母指外転筋や短母指外転筋腱に起こりやすいです。

ばね指(弾発指)について

指の屈筋腱(曲げる腱)に靭帯性腱炎症が起こった場合、腱の一部が肥厚して腱鞘を円滑に通過できなくなる症状をいいます。

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