三叉神経痛（さんさしんけいつう）
 

三叉神経痛は鍼灸（しんきゅう）治療で症状の緩和を目指せます。

ただ、どんな三叉神経痛でも鍼灸治療で良くなるという訳ではありません。

効果の良いものと、時間がかかるもの、効果の良くないものもありますので簡単にご紹介いたします。

＜効果の良いもの＞

・脳・脊髄などには問題はなく末梢性で顔の片側だけのもの。

・痛む部位がはっきりしいるもの。

・神経根症状が少なく、知覚運動障害のないもの。

・三叉神経に沿った痛みのもの。

・痛む時と無症状の時がはっきりしているもの。

・糖尿病、慢性肝炎、腫瘍などの部分症状でないもの。

・軽度の変形性脊椎症やヘルペスの初期のもの。

・高齢での発症でないもの。

＜効果のよくない／時間のかかるもの＞

・脳や脊髄の問題からの中枢性のもの。

・ヘルペス後神経痛。

・両側に痛みのあるもの(腫瘍や糖尿病)。

・安静時にも痛むもの。

・痛みが持続的で発作的に増強するもの。

・痛むところがとらえにくく、三叉神経の領域に沿っていないもの。

・経過が長く、反復して発症しているもの。

・重篤な疾患、(脊椎カリエス、脊髄腫瘍など)の部分症状の場合。

施術回数の目安

大まかな施術回数の目安をご案内します。
施術回数と頻度に関しては症状の程度や生活習慣、お身体の状態で個人差があります。
ここでは当院の実績から最低の施術回数をご案内します。

施術頻度：１週間に1～２回

施術回数：10回～


 

三叉神経痛（さんさしんけいつう）ってなに？

顔には、おでこ・ほほ・あごに沿って3つに分かれる神経があります。この神経は顔の感覚を脳に伝える役目があり、「三叉神経」といいます。その神経が何らかの問題を起こし、ビリッとした強い痛みや、チクッとした痛みを出す症状を「三叉神経痛」といい、一般的には「顔面神経痛」と呼ばれる場合もあります。三叉神経痛は神経痛の中でも、非常に強い痛みを出す神経痛の一つです。

源因と種類

① 特発性三叉神経痛

発作性のものが多いです。壮年以後に多く、三叉神経の分枝の領域のみが侵され、全神経にわたることは少ないです。原因は不明。慢性特発性型では、第2枝(上顎神経痛)または第3枝(下顎神経痛)のみが侵される場合が多いです。

② 続発性三叉神経痛

痛みは持続的にあり、発作的に増強します。
すべての分枝が侵されることが多いヘルペスウイルス感染では、三叉神経の第1枝（おでこやこめかみ、目の周り）が侵されやすい傾向があります。

痛みの誘発

冷感・咀嚼・談話・振動・接触などで痛みが誘発されます。
特に侵された神経支配野にある特定部位への軽い接触刺激や圧迫で痛みが起こります。
その他に眼窩上切痕（第1枝）、眼窩下孔（第2枝）、 オトガイ孔（第3枝）の圧迫でも痛みが起こります。

原因

脳幹の動脈血管との接触にその原因の大半があることが解明されています。
ヘルペスウイルスの感染後、腫瘍　など

どのような病気やケガでも発症から時間が経っているものを元に戻すのは容易ではありません。

治療は軽度なうちに開始するのが改善を目指す上で、一番の重要な要素です。

早めのご来院をお勧めします。

三叉神経痛の場合、顔に強い痛みを感じて、まずは病院にいかれ、薬や注射、リハビリによる治療をされる方がほとんどです。

もちろんそれで改善される方もおられますが、そういった方は当院のこのサイトに辿りつかないと思うので、おそらく今このサイトは見ていないでしょう。

あなたはきっと、

「病院に行ってもよくならなかった」

「そろそろ注射や薬に頼るのはやめたい」

「もっと自然な形で治療がしたい」

そんなことを思ってこのサイトを見ていただいていると思います。

当院はどんな症状でも一発で治してしまうような治療院ではありません。
残念ながら、お力になれなかった方もおられますし、治療が長期に及ぶこともあります。

しかし、あなたの今の状態に応えるべく、
他の治療院にはない技術や経験、実績も積んできました。
そして誰よりも治療に対する強い想いを持っていると自負があります。

ひとりで悩まず、是非当院の施術を一度、試してみてください。
最後まであきらめずに、本気で施術することをお約束いたします。